コロナ禍でのリモート応用化学専攻特別講演会

崇城大学大学院応用化学専攻の集中講義、「応用化学特別講義IV (化学プロセス工学)」(令和2年10月19ー20日)の講師としてお招きした杉山茂先生(徳島大学教授)の応用化学専攻特別講演会が19日の5時限に開催されました(詳細は以下参照)。

この講演会は、3密を避けること、佐賀大学へ配信することから、ハイブリッド方式(少人数のリアル受講とTeamsを使用したリモート受講)で、実施されました。
杉山先生は、「枯渇資源解消研究」をキーワードにして徳山大学内における異分野研究の組織づくりを推進してきました。その中でも、中心的に研究を推進してきた「鶏糞からリン鉱石の製造研究」について、具体的には、組織づくり、研究の着目点、鶏糞のリン鉱石化の挑戦などについて講演され、最終的には、鶏糞から日本のリン資源消費量の約30%(20万t)分をリン鉱石として回収可能であることを示されました。

応用化学専攻特別講演会
講演者:徳島大学教授 杉山茂
題目:徳島大学における枯渇資源解消研究クラスター活動 ~鶏糞からのリン鉱石の製造~
日時:2020年10月19日(月)5限目
開催方法:ハイブリッド方式…大学院生徒と教員2名は、会場(N棟4階大学院講義室)でリアル受講、他の先生は、Teamsでリモート受講
参加者:大学院生15名、教員10名、外部の先生1名