研究内容紹介

 本プロジェクトの全体構想では、有機素子の開発からデバイス化およびモジュール化までを開発目標としていますが、中でも次世代の有機エレクトロニクスにおける革新的要素と考えられる塗布技術や封止技術、およびそれらに関わるプロセスの自動化をとくに重要課題としています。同要素技術は、有機太陽電池だけでなく、有機EL照明やディスプレイを普及するために必要不可欠な解決課題であり、また熊本県が培ってきた装置産業の基盤を最大限に活かしうる分野といえます。

 その中で、崇城大学の八田研究グループでは、桑原廉枋と植村由の2名の研究者を招聘して、「くまもと有機薄膜技術高度化支援センター」の卓越した装置群を活用しながら、以下に述べる有機ELや有機薄膜太陽電池の低コスト化を実現可能な有機薄膜半導体材料の開発と低コストデバイスの実現を目指します。

学会発表

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