国 際

国際的に通用する人材育成を目指し、留学、海外研修、国際学会発表などを積極的に推進しています。

SOJO-UTPジョイントセミナー

 本学の協定校であるマレーシア・ペトロナス工科大学(UTP)と、2011年から研究交流や情報交換を目的としてジョイントセミナーを毎年開催しています。 お互いの強みがある研究分野、すなわちナノサイエンスとバイオテクノロジーの領域に特化して交流を図っています。会場はUTPと崇城大学を交互に使用しています。 セミナーでは学生の教育を目的とし、約20件の英語口頭発表の中で、両国の学生による発表が6件程度行われます。

 ジョイントセミナーをきっかけにUTPと崇城大学間の共同研究も活発化しています。

自立型海外研修

 グローバルな人材育成の一環として、ナノサイエンス学科3年生の正規科目「学外実習(工場見学)」で、希望者に対して海外研修を2015年度から実施しています。 この研修は、参加者が自らルートを立案し、国際航空券とホテルの予約を行うことが必須条件となっています。 また、数名の学生グループだけで海外に渡航し、先に到着した指導教授が待つ外国の地に集合することで学生の自律性を育む教育としています。

 開始初年度には、16名の学生がタイ国バンコクに滞在し、現地日系企業訪問などの研修を行いました。2018年度は23名の学生がタイ国のバンコクに滞在し、現地日系企業、大学などの研修を行いました。 また、同様の自律型研修として、台湾国高雄市の研究所および義守大学(協定校)への訪問を目的とした研修にもナノサイエンス学科から5名が参加しました。

国際学会発表

留学:国際交流

国際学会発表

 大学で行った研究成果を専門分野の国際学会で積極的に発表するように指導しています。 大学院応用化学専攻(ナノサイエンス学科の上位組織にあたる)の修士課程に2年間在籍する間、院生はSOJO-UTPジョイントセミナーや米国、韓国、タイ等で開催される国際学会に参加し、全員が英語での研究発表を経験します。

留学:国際交流

 学生を海外に留学させたり、海外からの留学生を受け入れたりすることで、本学学生・院生の国際化を推進しています。 現在、工学部ナノサイエンス学科、大学院応用化学専攻には複数の外国人留学生が在籍しています。 2018年度にはUTPより2名の学生が交換留学生として6か月間研究のために滞在し、逆に、2名の本学大学院生が交換留学生として3か月間UTPで研究を行いました。